ロゴ
ホーム ご注文方法 お問い合わせ ロンドン通信 ウール通信 訪問販売法に基づく表示
 
Yarn 毛糸
 
ウール・ホリデー
 
さてさて、今回の旅行では、フェア島以外に、エジンバラ、シェトランドの首都ラーウィックにも行きました。
エジンバラでは、 スコットランド国立博物館に行ってきました。
 
 
 

レースのもの、セーターや帽子、靴下(真ん中)のものは、シェトランドで編まれたもので、手袋(左の写真)は、サンカで編まれたものでした。 昔、サンカでは、いろんなバリエーションの手袋が編まれていたんでしょうね。その時代にタイムスリップしてみたい気分になりました。

 
ラーウィックでは、ジェミーソン&スミスのサンドラさんに講習会を、シェトランド博物館にテキスタイル・ギャラリー・ツアーをお願いし、古い作品を見せていただきました。
 

今年の7月と8月に、フェアアイルのセーターを着て町を歩こう。というイベントが、ラーウィックであるそうです。 日本の夏では、考えられないですね。シェトランドの夏は、20度を越すことがあまりないので、1年中編み物ができます。

島の人たちは、自分達の国の伝統を、大切に、また、世界に発信していく、そういう気持ちを持っていて、誇りに思っているなあーと思います。ニッターは少なくなっていると言われていますが、確かに、編み物が、島の女の仕事だった時代に比べると、そうかもしれません。手編みのものを販売したり、デザインを売って生活をしていくのは、簡単なことではないし、また、生産量の点から言ったら、編み機で編まれたものが主流になってくるのは、仕方ないことだと思います。 でも、手編みがなくなることはないと、シェトランドに行くたびに思います。

 
 
私は、シェトランドに行くたびに思うことが、もう一つあります。 それは、日本の伝統です。「日本人の色使いは、日本を感じる。」とイギリス人によく言われます。あともう一つよく言われるのが、きれいな仕上がり。 
 
日本の伝統と美。これから考えていきたいと思います。
 
 
 
Presented by Euro Japan Trading Co., (c)2004〜2013 All Right Reserved.